間接経費分野の購買用語集

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SaaS

サース

用語の定義

 

“SaaS”はSoftware as a Serviceの略で、「サービスとしてのソフトウェア」と一般的に訳されます。サービス提供会社がクラウド上に設置したソフトウェアを、ユーザーがインターネットを経由して利用するサービスです。パッケージソフトウェアのようにパソコンにインストール必要がないため、マルチデバイスでの利用や、複数人での管理・編集などが可能です。

 

似たような言葉としてASP(Application Service Provider)というものがあります。SaaSはアプリケーション・ソフトウェアそのものを意味し、ASPはサービス全体やサービスを提供する事業者という意味で用いられます。両社には技術的な違いなどもありますが、サービス利用者からみると大きな違いはありません。

ちなみに経済産業省では”SaaS”を次のように定義しています。

 

” SaaS とは「インターネット経由でアプリケーション機能を提供するサービスの形態」を指す。最も一般的な SaaS の形態は、SaaS 提供者が提供するウェブアプリケーションを利用者がウェブブラウザを通じて利用する形態である。 “

SaaS 向け SLA ガイドライン(経済産業省)

https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/secdoc/contents/downloadfils/080121saasgl.pdf

 

ビジネスにおける自社開発とSaaSの違い

 

自社の業務を効率化していく場合、自社で開発するケースや、パッケージソフトウェアなど定まったアプリケーションを購入するケース、”SaaS”のようなサービスを利用するケースがあります。パッケージソフトウェアの購入は、固定された業務に対応することが多いので、ここでは自社開発と”SaaS”を比較してみます。

 

1.導入の手軽さ

新しくシステムを導入する際は、既存の業務を把握して必要な機能の落とし込みを行いますが、自社開発と”SaaS”とでは費用負担に大きな違いが現れます。

自社開発では自社利用が前提となり他社の利用を想定しないので、開発にかかる費用は利用者(自社)が全て負担することになります。また開発期間もかかるため導入コストが高くなります。

一方”SaaS”の場合、既に開発されているソフトウェアを利用するため新たな開発費は不要です。また導入までの期間も短くでき、導入コストが安く済みます。
※”SaaS”でも自社に必要な機能を追加して実装するケースはあります。その場合別途実装する分の費用については自社負担となります

 

2.機能のカスタマイズ自由度

“SaaS”は、サービス提供会社が必要な機能を想定して実装していくため、利用者のニーズに完全に合致するとは限りません。“SaaS”でも機能をカスタマイズできるものもありますが、カスタマイズには制約があり、全機能について改変ができることは少ないです。またカスタマイズをするほど“SaaS”のメリットである迅速な導入やコスト面のメリットを潰してしまうことになります。

一方、自社開発の場合予算の制約を無視すれば、必要となる機能を全て実装することが可能です。

 

3.サービスの一貫性

自社開発の場合、自社の都合にあわせ、必要なときまでサービスを利用可能です。また、開発後でも必要な機能を適宜追加していくことも可能です。

一方”SaaS”では新しい機能の追加などはサービス提供会社が決定をしていきますし、サービスそのものの提供中止などの判断をすることもあります。

 

上記のように、”SaaS”・自社開発それぞれにメリット・デメリットが存在します。

自社にとって何が適切なのか見極めて選択していくことが今後より必要となっていくでしょう。

 

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