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コラム
2020/10/31
<リバースオークション戦略> 契約書 実は中身の管理が重要!
「契約書の中身」を管理することで最適コストの維持が可能に!
契約書の中身「契約条件のマネジメント」が大事
「契約書の管理? そんなことは創業時からずっとしているよ」そう言われる方はたくさんいらっしゃいます。
契約文書の管理はどこの会社でも行われています。業務の基本です。
しかし今回申し上げたい契約書の管理とは、契約書の「文書管理」ではなく契約書内容「契約条件のマネジメント」になります。
契約文書管理とともに、契約の中身をマネジメントしている会社は非常に少ないことも事実なのです。
社内のいろいろな規定に基づいて、何ら問題なく契約管理は行われています。ただ、その「管理」は「文書管理」なのです。どのような種類の文書は、どこの部署で、どのくらいの期間、どのような方法で管理するかという文書の管理です。
しかし契約文書管理だけでは、契約の管理としては不十分でなのです。契約書の「文書の管理」は当然、契約書の「中身の管理」、つまり「契約条件のマネジメント」ができているかが重要なのです。
たとえば、前年に新規締結した業務委託契約があるとしましょう。
その契約期間がどのくらいで、更新条件がどのようになっているか? 自動更新かそうでないか? また自動更新の場合はどのくらい前までに更新の有無の通知をしなくてはならないか? という条件、通知時期は管理されているでしょうか。
そこも管理することが重要なのです。
過去の契約条件もマネジメントを!
谷口健太郎 著書
「リバースオークション戦略」東洋経済新報社
「間接材購買戦略 〜会社のコストを利益に変える〜」東洋経済新報社この記事が「参考になった!」と思ったら、facebookまたはTwitterでぜひ
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