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コラム
2021/03/29
ロングテールに負けないためには? ”アウトソース””インソース”の分け方
インソースとアウトソース
非戦略購買(間接材購買)を、ロングテールに負けることなく行うための “アウトソース”する業務と “インソース”する業務についてみていきましょう。
1.インソースする業務
・ガバナンス、統制をかけるための、間接材購買を行う「組織」や「箱」を作る
・常にアップデートされるクラウド購買システムを利用して、購買プロセスを責任をもって正しく行う2.アウトソースする業務
・購買の情報(売り手企業、仕様、価格)を集め、常にアップデートする業務
・購買の情報を保管し検索するシステムはクラウドツールを活用
・プロセスを実行しプロセスを溜めておくクラウドシステムを導入
・購買業務を効率よく行うクラウドシステムを導入インソースとアウトソースどう進める?
経営として、非戦略購買(間接材購買)を強く意識するために、まずはインソースで間接材購買部の様な「箱」と「組織」をつくることが重要です。
そのあとに、業務効率や生産性、費用対効果、専門家を置くことの”メリット””デメリット”を考えた上で、アウトソースとインソースを考えるべきです。
2001年より間接材の購買支援をしてきたことで、アウトソースとインソースをうまく組み合わせていくことがとても効率的だと分かりました。
今後、インソースでやるべきこと、アウトソースでやるべきことの選択方法が、ITやAI(人工知能)の進化で大きく変わってくると思います。
世の中の間接材の購買が、より見える化され、より生産性が上がっていくことで、
非戦略購買(間接材購買)が未来に向かって進化していくことを期待しています。
谷口健太郎 著 「間接材購買戦略-会社のコストを利益に変える」東洋経済新報社 を要約
谷口健太郎 著書
「リバースオークション戦略」東洋経済新報社
「間接材購買戦略 〜会社のコストを利益に変える〜」東洋経済新報社この記事が「参考になった!」と思ったら、facebookまたはTwitterでぜひ
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