最適な間接材購買のススメ

  • 社長コラム第2弾

    2018/01/09

    【適正な相見積】実施のために必ず抑えておきたい事!

    比較購買をするプロセスとして、一般的で使用頻度が高い「相見積」と言われる手法があります。

     

    この「相見積」ですが“見積合わせ”や“競争見積”と表現されることもあります。

     

     

    いまさらという感もありますが、この機会に改めて「相見積」について紐解いておきたいと思います。

     

    まずは、簡単に「相見積」の流れを以下の通り共有しておきます。

     

     

     

    ①購買しようとしている“もの”または“サービス”で、何を自分が達成したいかを

     販売業者に伝えるための仕様書を作成する。

     

    ②適正な価格の取得、品質やサービスレベルが担保できる、適正な販売業者を

     選定する。

     

    ③①の仕様書を基に、②で選定した販売業者に見積依頼をする。

     

    ④販売業者が見積を積算する際に出る疑問に対して、丁寧に答えていく。

     質疑の内容及び買い手側からの回答は全ての売り手企業に共有する。

     

    特に、この質疑の時に、それぞれの販売業者から買い手の意図を汲んだ仕様とは異なる別な「方法」、別の「もの」や「サービス」を提案された場合にも

    しっかり検討し、丁寧に対応していく必要があります。

    このように販売業者からの提案に対し弾力性を持って取り組むことで、買い手側がまったく知らなかった業界の新しい知識や技術を手に入れられたり、満足のいく良い購買ができるようになっていきます。

     

    ⑤質疑や提案プロセスのあと、見積を販売業者から取得する。取得した見積価格

     を比較しながら、何度か再見積を繰り返す。

     

    ⑥最終的に納得感(このぐらいで)のある価格を取得できたタイミングで、販売

     業者を決定する。

     

    以上の①~⑥が一般的な相見積のプロセスです。

     

    ただ、ここで面白いと思うことは、最終的に販売業者を選定するときの「このぐらいで」という納得できる価格を決めるところです。

    買い手側にとって「このぐらいで」を決定することが一番頭が痛く、とても難しいことなのです。

     

    たとえば、3回くらい再見積を繰り返して、ある程度の金額が出てきている状態で、あともう一回再見積を販売業者にお願いするのか、もう3回もやっていて

    販売業者に申し訳ないのでここで決めようとか、いろいろなことが頭をめぐってくると思います。

     

    ある意味株式市場や為替市場のように「見えざる手」が働き、この相見積の最終価格が決定します。ただ、この最終価格が世の中の市場の最安値ということではなく、相見積での最安値が取得できたということになります。

     

    このように、相見積をどこまでやるかということを決めづらいということもあり、私たちの中では、リバースオークション※のエンジンを、入札ではなく相見積を取得する手段としても使う場合もあります。これは、相見積の良さとリバースオークションの良さを掛け合わせていいとこ取りをしている、とても有効な「相見積」取得の方法と言ってもいいかもしれません。

     

    ※リバースオークションについては「書籍:間接材購買戦略-会社のコストを利益に変える-(東洋経済新報社)」にて、相見積との比較についてわかり易く解説しています。

     

     

    著者:谷口健太郎 書籍:間接材購買戦略-会社のコストを利益に変える

    -(東洋経済新報社)より一部抜粋

     

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