最適な間接材購買のススメ

  • 社長コラム第2弾

    2018/02/13

    「購買業務の分解」が正しい間接材購買の糸口となる!

    ■インソースとアウトソースに分かれる間接材購買業務

    実は8月に出版しました「間接材購買戦略」は、間接材の購買を企業の組織内で行っていくことを

    イメージしながら書いております。

     

    ポイントは、「間接材購買」業務を単純にインソースでやるか、アウトソースでやるかというよう

    な「ゼロイチ」の話ではなく、この業務をアウトソースするべきものとインソースでするべきもの

    とに分けていく必要があるということです。

     

    では実際どのように分けていくかについて、一般的な業務の様に、専門性と非専門性やコア業務

    (戦略的業務)とノンコア業務(非戦略的業務)という「ものさし」に、「間接材購買」独自の考

    えた方を加えて説明していきます。

     

    ■間接材購買にもコア業務的なところがある?

    間接材の購買というのは、ノンコア業務(非戦略業務)であり、専門性があるわけですから、

    一般的な「ものさし」で考えるとアウトソースするという判断になります。

     

    ただ、間接材ならではの考え方で購買業務をもっと因数分解してみますと、戦略的にインソ

    ースで行うべき領域も存在します。

     

     

    是非戦略的に考えてほしいのは、多品種小ロットとなるロングテールの商品・サービスなどの購買業務です。本来なら作業工数に対する費用対効果が低く、アウトソースしてしまいがちな領域です。

    しかしながら、工数負けしない工夫をすることで、インソースで継続的な適正購買ができる領域なのです。

     

     

    実際、間接材購買という業務そのものを、組織としてインソースしている企業は少ないというのが、16年間、間接材購買のアウトソースを受けている弊社の印象です。最近になって外資系企業が本国の意向に基づいて、積極的に社内に部署を持ってやっている企業も増えてきました。また、国内企業からも間接材購買を社内で取り組む方法についての問い合わせも

    徐々に増えていますし、自社で研究をされている企業も増えてきているように思います。

     

    ここで、ロングテールの領域をインソースすべきである、ということに話を戻します。
    経営戦略として間接材購買をとらえた時、会社からお金が出ていくことなのでコントロールしたいが、

    ロングテールのためにできなくなっている状況をどう克服するかが鍵となってきます。

    そのため、間接材購買の中でも社内に戦略的意味を持って残すインソースの業務として、

    このロングテール領域が重要となります。なぜ戦略的に社内で取り組んでほしい購買業務かは、

    アウトソースするよりインソースで実施する方が

    「利益」を生む可能性があると考えられるからです。
    ですから、間接材購買の分類はこういった観点で是非選別してほしいと考えています。

     

    弊社への問い合わせ内容から、間接材に少しコア業務や戦略的な業務の色彩を帯びさせる必要性に、

    気づき始めている企業が最近出てきている気がします。なにせ、利益が増えるのですから。

     

    一方で、間接材購買業務に潜むロングテールの克服という大きな課題※の解決がないと

    「利益」を創出できませんが。。。

     

    次回以降この解決方法について述べて参ります。

     

    ※課題・・・・間接材購買という業務の特徴はロングテールであり、そのロングテールが原因で

     得られる利益と業務の工数がトレードオフになっていること

     

    著者:谷口健太郎 書籍:間接材購買戦略-会社のコストを利益に変える

    -(東洋経済新報社)より一部抜粋

     

     

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