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新年度スタート!間接材購買の見直しで、戦略再構築の好機に

寒さが厳しくなる中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
新年度を迎えるにあたり、方針転換や組織改革に着手される企業も多い時期ではないでしょうか。
この節目こそ、日々の業務に埋もれがちな「間接材購買」の現状を見直し、部門を超えた全社的な最適化の起点とする絶好のチャンスです。

ポイント

今こそ、「間接材購買」の課題を見える化し、戦略の再構築に着手すべきタイミングです。

なぜこのテーマが必要なのか?

多くの企業が今、「購買業務の属人化」「手作業依存」「情報の断絶」という根深い課題に直面しています。
弊社が2025年に実施した
3件のアンケート調査(3月・7月・9月)から、以下のよな傾向が見えてきました。

【共通課題の傾向(複数回答)】

  • 手作業(Excel・紙)依存:54.9%
  • 情報一元管理の困難:34.1%
  • コストの可視化・削減の難しさ:18.3%
  • 承認プロセスの属人化:12.2%

このような状況にも関わらず、間接材購買は本業に直結しにくいため後回しにされやすく、部門間で責任の所在が曖昧なケースも多く見受けられます。

一方で、システム導入済み企業の多くが実感している成果は以下の通りです。

  • 業務効率化:62.5%
  • コスト削減:41.3%
  • データの一元管理:34.6%

特に、これらの効果は部門横断的な取り組みとガバナンスの強化を伴って発揮されており、個別最適の限界を越える「全体最適」の第一歩となっています。

実例

たとえば、ある中堅メーカーでは:

  • 各部署がバラバラに扱っていた調達データを統合し、調達戦略の可視化と共有化を実現
  • 購買システムとERPを連携させ、コストのリアルタイム分析と見積精度の向上を実現
  • 担当者任せだった承認プロセスをシステム化することで、内部統制強化と属人リスクの排除を同時に達成

このような「見える化」「自動化」「標準化」の取り組みは、企業の規模に関係なく業務品質とコスト意識を劇的に変える可能性を持っています。

さらに調査では、導入を見送る企業の多くが「業務プロセスとの適合性」や「費用対効果」を懸念している一方で、導入済み企業の多くは「小さく始めて徐々に拡張」する段階的アプローチを採用していることも分かっています。

いま着手すべき3つの理由

新年度は「変える理由」が自然に通る時期

上期の計画策定や中期戦略の刷新が進むこの時期は、部門横断での調整や「現場の不満の吸い上げ」がしやすく、改善の意思決定が通りやすいチャンスです。

② DX・ガバナンス強化の流れと合致

政府の電子帳簿保存法対応や内部統制要件など、購買業務に対するコンプライアンス要請が強まる中、紙やExcelに頼った運用はリスクとなりつつあります。

システムは「小さく始めて、大きく育てる」が常識に

調査では、完全システム化済みの企業は22.1%にとどまり、過半数は一部システム化中
「全部やる」ではなく、「できるところから始める」姿勢こそが成功のカギです。

  • 今後の購買業務に必要な視点とは?
  1. 属人化からの脱却(標準化・自動化)
  2. 可視化と透明性(意思決定のスピードアップ)
  3. 部門横断のガバナンス強化
  4. サプライヤーとの協業体制の再構築

これらは単なるシステム導入ではなく、“購買の戦略部門化”を実現する大きな一歩となるはずです。

まずは、情報収集から

弊社では、購買部門・経理部門・IT部門を巻き込んだ「導入の進め方相談」を随時受け付けております。
新年度のタイミングで、現状の棚卸しから一緒に始めてみませんか?