買い手企業インタビュー: 豊泉家グループ様 | ディーコープ株式会社

買い手企業インタビュー

買い手企業インタビュー: 豊泉家グループ様

豊泉家グループは“家縁・健康社会づくり~生命を守り、生活を愉しみ、人生を豊かにする。~”をミッションに掲げ、北摂7市・阪神間7市・大阪市の15市を中心に、予防・医療・介護・在宅生活といったヘルスケア事業を展開されています。長期にわたりディーコープのサービスを採用いただいており、その感想を、グループ内の購買部門を担当する、豊泉家グループ 購買本部 本部長 横川様(以下 横川様)、部長 橋本様(以下 橋本様)に伺いました。
※新型コロナウイルスの感染予防のため、インタビュー中にはマスクの着用をされております。

名称: 豊泉家グループ
設立年: 1995年
事業内容: 医療・福祉
豊泉家グループ代表 会長: 田中 成和
従業員数: 約1,500名
本社所在地: 大阪市西区京町堀1-11-1博友ビル

ディーコープとの出会いと初期の取組み

ーー 豊泉家グループのご紹介をお願いいたします。

【広報担当者様】 1995年に「豊泉家」ブランドが誕生し、現在では約1,500名が所属するグループとなりました。主に、介護施設・福祉サービス等の福祉事業と病院運営等の医療事業を中心としたヘルスケア事業を、大阪を中心に提供しています。今年(2022年)の4月には豊泉家初の府外である兵庫県芦屋市に新しい介護施設「CCRC豊泉家 芦屋山手」を開設するなど、常に新たな挑戦を行うとともに、自立・自由度の高い福祉で社会に貢献できるよう努めています。

豊泉家担当グループ様 集合画像

ーー ディーコープサービスの導入前に抱えていた課題をお聞かせください。

【橋本様】 現在は、予防・医療・介護事業の三本柱を中心として事業運営を行っているのですが、豊泉家誕生当時は介護事業を中心にサービス提供を行っていました。しかし、皆様のニーズ・ウォンツにお応えする中で、グループの規模が大きくなり、事業の種類も増え、購買部門としても様々な商材を扱うようになりました。医療機器のような専門性の高い機材・商材を扱う中で、これまでのノウハウに無い、これから学ぶ必要のある分野が増えてまいりました。

ーー ディーコープサービスの導入を決めたきっかけであるとか、続けていこうと考えられた決め手はどのようなものでしたでしょうか?

【横川様】 豊泉家が病院運営・医療事業に取り組み始めた頃に、ディーコープさんを紹介いただきました。その当時、購買部門として関わりのある取引業者様の範囲内での“相見積”という形で購買改善を進めていたのですが、ディーコープさんが入ることで10社ほどから相見積を取得できるようになりました。初めて取り組んだ複合機の購買改善の結果も以前の半額ほどになり、かなりのコストダウンとなったことも大きいと思っています。

また、現在の営業担当の方に至る歴代のディーコープの担当者さんや上職の方々の熱心さもあり、トータル的に良い関係が築けていることも大きいかと考えています。

豊泉家グループにおけるディーコープとのプロジェクトの進め方

豊泉家グループ 購買本部 本部長 横川様

ーー 記憶に残っている取組み(対象品目)について教えてください。

【横川様】 今までの取り組みの中で、一番結果が出ているのは総合ビルメンテナンスです。本当に細部まで取り組んでいただき、エレベーター管理だけで10社、総合ビルメンテナンスを構成するそれぞれの項目ごとに10社程度で相見積を実施していただき、いまだにその当時の価格で購買できています。

ーー 膨大なデータ量がありますので、そのデータの紐解きであるとか、整理・精査が必要ではありますが手がつけづらいところですよね。

【横川様】 相見積だけではなく、データを集めて競争入札にもっていくような資料作りは我々だけではちょっとできないことですね。

豊泉家グループ 購買本部 部長 橋本様

ーー 取組みの中で、プロジェクトの進め方などはどのように感じられましたか?

【橋本様】 取引先の企業とは思えないほど親身になっていただき、私たちと同じ目線で取り組んでいただけていると感じています。一緒に購買改善をやっていて、非常に頼もしい存在だと感じております。「困ったときのディーコープさん」と部署内でも話しており、この関係を末長く続けていければと思っております。

ーー ディーコープとの取組みを始める前と後で間接経費に関する意識へ影響はありましたか?

【橋本様】 ディーコープさんと取引をさせていただくようになり、ディーコープさんを介さない品目であっても、自分たちでも同じようなやり方からコスト削減ができないかと考えて動くようになりましたね。また、ディーコープさんでは扱えない品目でも、自分達なりに取り組んで良好な結果が出るようになっています。その他の少額支出となるような品目も結構な数があるのですが、それら1つ1つの購買についてもコスト意識が高まっています。その結果、相見積、その先にある競争見積にもっていけるように取り組んでいます。

コスト削減プロジェクトによる間接的な効果、今後の取組みについて

インタビュー中のご様子

ーー コスト削減で得られた利益はどう活用されていますか?

【橋本様】 (購買部門としては)大きな取り組みということではありませんが、現場で働く方々の環境づくりへの支援という点で、コスト削減したことによって「どういう支援ができるか」とか「どういうものを入れたらより働きやすい環境になっていくのか」というのは意識しながらできるようになってきたかとは考えております。

また、間接的ではありますが、現場のコスト削減にも繋がる為、削減した分を現場職員や個客(ご利用者・患者様等)にも還元できているのではないかと考えています。

ーー コスト削減支援実施後のサプライヤの動向に変化はありましたか?

【横川様】 一回、ディーコープさんが入られたことにより、多くのサプライヤさんが「またディーコープさんを入れて相見積になるのではないか」と思われているのか、価格に関してかなり意識的に見積を提示されているよう感じております。また、施設で利用する一部の物品については、新しく倉庫を設けて病院のSPD(Supply Processing and Distribution)のような方式を取り入れており、このような施策についてもサプライヤさんの提案や協力も得やすくなっていると感じております。

インタビュー中のご様子

ーー ディーコープとの今後の取組みについてどのようにお考えでしょうか?

【橋本様】 なにか新しい取り組みができたらというお話もしておりますが、豊泉家グループとしての購買管理の取り組みというのは、大きな命題として継続的に行っていくべきところです。購買管理における仕組みづくりには、ディーコープさんにアドバイスいただきながらやっていけたらと思っております。

【横川様】 継続的に参加しておりますが、ゆかり会(ディーコープ主催の関西のお客様が集う懇親会)のような懇親会の参加も有意義だと感じています。継続的に参加することで、異業種の方との関わり合いやつながりができることも大事だと思います。

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