DeeCorp メールマガジン

成功事例で丸わかり!先進企業に学ぶ「間接材購買改革」4ステップ

「紙で発注」「メールで承認」といった旧来の業務フローが、コストや時間のムダを生み出していませんか?
2025年3月に実施したアンケート(計339社)では、7割以上の企業が

  • 業務の非効率
  • 情報の断絶
  • コスト管理の難しさ

を課題に挙げています。

本号では、その調査結果をベースにした 4つのステップ と、先進企業3社のリアルな成功体験 をお届け。今日から使える改善ポイントをかんたんにまとめました。

STEP1:まずは「見える化」でムダを発見

測るべき4項目

  • 発注メールのやりとり回数
  • 承認にかかる日数のばらつき
  • 紙の承認書が止まっている部署数
  • サプライヤーからの問い合わせ件数

事例:製造業A社

  1. 現行フローをフローチャート化
  2. データを集めて分析
  3. 承認ステップを1つ減らし、メール往復が月1,200件→600件に!

STEP2:電子承認ワークフローでスピード&透明度アップ

3つのポイント

  1. クラウド+API連携 既存システムと自動同期
  2. 30日間の試験運用 小部門で効果を確認
  3. ハンズオン研修&FAQ 使い方の不安をすぐ解消

事例:ITサービス業B社

  • 平均承認時間が半分に!
  • 未承認の滞留ゼロを実現

承認状況をリアルタイムで可視化することで、長期停滞を防止します。

STEP3:サプライヤーポータルで一括管理

導入のコツ

  • 段階的オンボーディング:上位5社からスタート
  • マニュアル&動画チュートリアル:ログイン直後に表示
  • チャットボット連携:よくある質問に自動回答

事例:流通業C社

  • 情報共有ミスが半年で80%減
  • サプライヤーからの問い合わせが30%減少

発注から請求まで、ポータル上で完結させましょう。

STEP4:KPIダッシュボードで成果を見える化&改善

月次レポートに入れるべき指標

  • 発注件数・金額の推移
  • 平均/最長承認日数
  • コスト削減率(前年同期比)
  • 重複・不要発注の件数

導入企業では、これらを毎月確認することで年間5~8%のコストカットに成功。データをもとに議論できるから、購買の質もアップします。

成功のポイント:経営層&現場を巻き込む

調査で挙がった導入ハードル

  1. 経営層の費用対効果への不安
  2. 管理職のシステム抵抗感
  3. 現場の運用負担

解決策

  • ROIシミュレーション資料 を用意し、費用対効果を具体化
  • 部門横断ワークグループ を月2回開催して情報共有
  • OJT+eラーニング で現場の習熟度を段階的にアップ

 

 

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