• HOME
  • サービス
  • 成功事例・実績
  • ニュースリリース
  • 企業情報
  • 無料相談

トップページ間接材購買ナレッジ&コラム第二回 コスト削減のためにコスト増!?

第二回 コスト削減のためにコスト増!?

2014年10月17日

非戦略購買は支出のロングテール

ロングテール

非戦略購買の領域は、まさにABC分析(下図)でいうロングテールに当たる部分です。アイテム数(件数)が多く、それぞれの購買金額が少ない領域なのです。かといって、どこの会社でも非戦略購買を決して軽視しているわけではありません。いくつかの理由のために、徹底した比較購買ができていないだけなのです。非戦略購買の領域は、会社全体として〝支出のロングテール〟ですが、同時にアイテム数が多いということは〝品目のロングテール〟であるといえます。


また、購買するモノやサービスがきわめて多岐にわたるとともに、それらを提供する業者さん(サプライヤ)の数が多いのも特徴です。この品目のロングテールが支出のロングテールの中に埋蔵金を溜めてきた大きな要因になっています。その点、戦略購買では多額の購買・調達が行われていても、調達金額の割にはその品目を扱う業界や業者数がある程度限られています。


非戦略購買で調達するモノやサービスを考えてみると、文房具もあればコピー機もあります。カーリースもあれば健康診断もあります。社員の引越しもあれば、ビルの清掃業務もあり、数えたらきりがありません。比較購買を徹底して適正価格で購買するためには、それらの1つひとつについて、購買・調達するモノやサービスをどこのどんな業者さんが扱っているのか、仕様は適切であるかなど、いちいち調べなければなりません。しかも、時間と手間をかけて一生懸命調べることが本当に有効なのか、といったケースもあります。費用対効果を考えると、購買する金額によってはコスト削減どころか、コスト増になることもあります。


著者:谷口健太郎 書籍:リバースオークション戦略(東洋経済新報社)より一部抜粋